なぜ、冷え性になるか?
答えは、ひとつではありません。
例えば、
・外的な要因
環境の問題
住居(クーラー、冬の室温 シャワー)
衣類(身体を冷やすファッション)
食事(生野菜・ダイエットなど、身体を冷やす食生活)など
身体にとって悪い環境のストレス
・内的な要因
身体に熱を発生させることが苦手な体質
体内の熱の循環が悪い体質 など、体質の問題
運動不足・筋肉不足
自律神経のアンバランス
精神的ストレス
ビタミン、ミネラル不足
それぞれが、絡み合って、冷え性を作り出しているのです。
そして、さらに、冷え性に伴って、増えてきているのが低体温です。
最近、体温が35℃台の低体温の人が増えています。
低体温で、身体に生じる弊害は、・・・
・免疫力の低下
体温が1℃低下すると、免疫力が35%低下すると言われています。
風邪を引きやすい。その他、病気になりやすい。
・体内で酵素が働きにくくなる。
細胞の活動に必要な酵素は、36.5℃の体温で良く働くようになっています。
低体温になると、働きにくくなります。
・基礎代謝の低下
太りやすくなる。
新陳代謝が悪くなると、お肌の調子も悪くなる。
低体温になると、
肩こりや腰痛などの関節痛になりやすい。
更年期障害が強く出る。
ガン細胞が好む。
アトピー・アレルギーと言った免疫系のトラブルを起こしやすい。
など、さまざまなことが身体に生じます。
目に見える病気になっていなくても、
身体は病気の一歩手前の状態になっていると心得ましょう。
交感神経の働きのひとつに、皮膚表面の血管を収縮させ、体温を逃がさないようにする働きがあります。
ストレスなどで、交感神経の働きが乱れ、強く働く状態が続くと、血管は収縮状態のままになってしまい、全身にめぐる血液量が、少なくなってしまいます。
しかし、内臓を働かせるためには、常に十分な熱エネルギーを確保する必要があり、お腹(内臓)には、優先的に温かい血液が運ばれます。
すると、手や足には、血液が運ばれず、その結果、手足は冷え、冷え性となるのです。
これが、交感神経の働きすぎによる、冷え性の仕組みです。
副交感神経は、皮膚表面の血管を拡張させ、発汗と同時に体温を放散させる働きをします。
しかし、副交感神経が強く働きすぎると、血管は、拡張した状態が続き、体温は放出されやすくなってしまいます。
同時に、血圧も低くなりますので、血液を循環させる力が少ない状態となります。
つまり、血液が、血管に大量に詰まって、よどんだ状態が作り出されてしまうのです。
血流を良くするためには、筋肉の収縮が必要ですが、副交感神経が強く働きやすい人は、身体を動かすことも少ない傾向にあり、血液もますます停滞しやすくなります。
また、熱エネルギーは筋肉で作られますが、身体を動かさないと、作られる熱エネルギーも少なくなります。
身体にある熱エネルギーの絶対量も少なく、血液の流れも滞りがちになり、熱が運ばれにくい冷え性。
これが、副交感神経が働きすぎる人の冷え性の仕組みなのです。
冷え性や低体温の改善は、体質改善ですから、
かなりの時間と根気が必要かもしれません。
でも、自分の身体をいたわり、少し気をつけてあげるだけでも、身体は変化してきます。
まず、身体を冷やす環境からの脱出です。
衣服、室温、風当たりなど、冷やす要因を考え、身体を保護しましょう。
一枚のスカーフ、ひざ掛けが身体を守りますよ。
さらに、積極的に身体を温めます。
・シャワーだけで済まさず、半身浴、全身浴を行い、
リラックスしながら身体を充分に温めます。
・食生活を見直し、身体を温める食品(しょうが、にんにく、ねぎ、にんじん、根野菜など)を
積極的に取り入れましょう。
・水を飲む健康法が流行っていますが、必要以上に飲むことは、冷えにつながります。
自分の身体の声を聞きながら、調節しましょう。
・湯たんぽなどを活用し、冷えのきつい部分や、お腹、太腿、腰などを温めましょう。
・身体を動かし、体内に熱を作りましょう。
・心を明るく、笑顔で、楽しい毎日を送るように、心がけましょう。
温熱療法のご利用ももちろん効果的です。
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